セブ島の語学学校で1ヶ月間短期留学しました
英語留学をしたいと思って体験談をいろいろと読んでいた時に、はじめてフィリピン留学という方法があるのだと知りました。それまで、ステイ先としてはアメリカ、イギリス、オーストラリアぐらいしか頭にありませんでした。そういった国に留学すると仮定して費用を試算してみてもあまりに高額で「留学は夢かな……」と、思いかけていたところで知ったフィリピン留学でした。インターネットなどを介して日本にいながら契約をすすめることもできるので、あっという間に留学の日になっていました。
私が選択したのはセブ島の語学学校での1ヶ月間の短期留学コースでした。初日にテストがあり、それぞれの目標やスキルにそったカリキュラムの設定をしてくれます。午前中に90分、午後にも90分のマンツーマンの授業を1日に2回受けることになりました。さらに夕方からグループレッスンがあり、さまざまな内容のレッスンを自由に選択できるようになっていたのですが、私はTOEIC対策のクラスを受講しました。
先生方は全員フィリピン人でした。留学前に「フィリピン人の英語は訛ってる」とよく聞きましたが、気になるほど訛っている先生はいませんでした。欧米に留学経験にある先生や帰国子女の先生もいて、おおむねきれいな発音だったように思います。そうとはいっても、やはり欧米のネイティブの英語とは違うので、気になる人もいるかもしれません。
ヒントやコツも教えてもらえた
さすがに1ヶ月の留学だけで流暢に喋れるまでにはなりませんでしたが、つい口ごもってしまうようなことはなくなり、どんどん自分を前に出して拙いながらも英語を喋ってみようという積極性は身についたように思います。先生方も同じアジア人ということもあってかとてもフレンドリーです。先生自身も母国語が英語ではないので、語学学習の大変さをよくご存知だからかもしれません。英語を学習する上でのちょっとしたヒントやコツも教えてもらえたので、これから自分で英語を勉強する際にも効率よくすすめることができそうです。
かかった費用は渡航費は格安航空券を利用して往復5万円ほど、学費は約15万円、生活費は約10万円でした。約30万円で1ヶ月間の短期留学であれば十分です。ほぼ毎日、外食でしたが非常に物価が安いのでトータルの食費は1万円程度ですんでしまいました。また、交通費もとても安く、セブ島は観光地ということもあってかタクシーがいたるところを走っています。かなり遠くまで乗っても1,000円を超えることも滅多にありません。ショッピングモールやビーチもあってオフの日の気分転換もできましたが、学校の近くにはほとんどなにもなかったので余計なことに気をとられることもなく勉強に集中することができました。
今回は短期留学でしたが、次回はぜひ長期留学で利用してみたいです。